鈴木英哉シグネチャースネア(HS-147B)を買ったのでレビューしてみる
突然の発表から一週間、早速鈴木英哉シグネチャースネアを購入して叩いて参りました。私の貧弱なボキャブラリーと拙い知識でどこまでお伝えできるかわかりませんが、感想など書いてみたいと思います。
■レビュー
見た目の第一印象は、とにかくデカい!自分が持っているスネアが5インチということもあって余計にデカく見えました。また、持ってみた感じも流石にずっしり重いです。
実際に叩いてみた音の印象も、これまたデカい!金属的な高音の成分が非常に印象的ですが、かといって耳につくようなキンキンしたものではなく、これが深胴コパーの音なんだなあ、と妙に納得してしまいました。
で、スタジオで早速叩いてみました。こ、これは気持ちいい・・・!!元々の音がデカいってのもあり、金物の音に埋もれないでしっかり鳴ってくれる感じです。テンポ早め、オープンハットをバリバリ使うような曲(ex.終わりなき旅、NOT FOUND、Worlds end)を叩くと、まさにあのJEN’sサウンドがこの手の中に!
しかしテンポの遅い曲ではドラムの腕前がモロに出るような・・・逆に言えば自分のダメなところがちゃんと聞こえるので、もっと練習しようという気になりました。ううう。とは言え綺麗なゴーストノートを出せた時は完全にアヘ顔ダブルピース状態でほぼイキかけていました。スタジオという密室で本当によかった。
たまたまスタジオにあったTAMAの6インチのスティールスネアと比べてみましたが、コパーの方が綺麗な金属、という感じですねえ。上手く表現できませんが、スティールの方は不純物が混ざったような雑多な音、という印象でした。これは、打面がコーテッドだったということも関係あるかもしれませんが。
■こぼれ話
購入した店舗の店員さんが、星野楽器のファクトリーツアーに参加された際に、プロトタイプのJENモデルを見せてもらったそうです。その時に星野楽器の方が言っていたことによると、
・もともとは20周年に合わせて発表しようと作っていた。
・最初のモデルを6.5インチで作ったところ、本人から「もっと個性が欲しい」というオーダーがあり7インチで作り直すことに。
という裏話があったそうな。一応、20周年に間に合わせようという気概はあったようですが(笑)、健闘むなしくPOP SAURUSには間に合わなかったものの、その年のap bank fesで初お目見えし、今年のサマソニで最終仕様となり、今日の発売に至るというわけですね。うーん、深い!
ちなみに、購入した店舗では、入荷数はわずか6。店頭展示用以外の5台はすべて予約で掃けてしまったそうです。予約の段階でかなりの数が埋まっているという話もあるそうなので、悩んでいる方はお早めに。
■と、いうことで
http://youtu.be/uUM62_Bn5YU
拙いプレイで恐縮ですが、曲に合わせて叩いてみた動画です。ドラム音源はマイク一本で録ってるので、コンプをかけてEQできもーちキックの成分を下げています。参考までに。
■てめえの下手くそな動画よりスネアの写真を見せろすずむし野郎!
ジェンレゾウェブにてみすちびさんが舐め回すように(笑)綺麗な写真を大量にUPしていらっしゃるので是非ご覧頂ければ!スネア単体での試打動画もありますよ~
スネアの麗しいお写真達
スネアの試打の様子
失礼します。僕も注文、発送済みです。
楽器店の方によれば、すでに予約時点で完売済みらしいです。
何人かそれに漏れた方も当然いるとのことでした。。。
この話から完全に蚊帳の外だった私…笑
コパー胴で7インチとなるとかなり重く暗くなりそうなんですけどね。
コパーの太い音は好きだけど、暗くて使いにくいイメージが。
ただ、jenの音ってわりとガシッとしたダイキャストフープによる影響が大きくて、その組み合わせがあのjenの音になるんでしょうね。2000年頃までのラディックな音作りのjenはどこへやら笑
しかし、個性を強くしたいと言って6半を7インチにしておいて、オールマイティもなにもないとおもうのだが、jenよ笑
>Junさん
初めまして!大きく告知もされないし、一体どのくらい需要があるのか見えませんでしたが、好評のようですね~。希少なアイテムになってしまいそうですね。
>ま…herber_drumsさん
むしろ自分も昨今の生活リズムの中でよくこの話題を拾えたな、と思う限り。叩いてみた感じはあまり暗さは感じませんでしたけどねえ。チューニングいじって色々遊んでみようと思います!
2000年頃までは確かにラディックも使っていたようですが音作りまでしっかり聞いていなかった。。。オールマイティかどうかについては・・・仰るとおりかと。笑