now loading...

バスドラムは鳴っているか【後編】 | ジェン通 | Mr.Children・鈴木"JEN"英哉 使用楽器・機材のデータベース。非公式ファンサイト。

ジェン通-the box filled with JEN's tools-

BLOG

バスドラムは鳴っているか【後編】

前編の記事で触れた「TOUR 2004 シフクノオト」横浜国際総合競技場公演(多分沖縄も)で突如として使用された電子ドラム用のトリガーフットペダルですが、その後の公演では何事もなかったかのように通常のキックペダルに戻りました。

しかしそれから14年の時を経た2018年、「Tour 2018-19 重力と呼吸」開催中のファンクラブ会員向けブログにアップされた1枚の写真に衝撃の情報が。そこにはなんと通常のキックペダルの脇にRolandのものと思しき電子ドラム用のペダルトリガーの姿が写っていたのです。

当時まだツアー未参加出会った私は、一体どんな音を鳴らすためにスタンバイしているのだろうかと期待に胸を膨らませてツアーに参加した結果、結果、、、わかりませんでした。きっと些細なニュアンスの違いを出すために惜しみなく新機材を投入したのでしょう。

そこで映像作品で改めて検証した結果、重力と呼吸ツアーでは「Monster」「海にて、心は裸になりたがる」「here comes my love」で使用していることがわかりました。特に「Monster」ではAメロBメロでのパッド(PD-140DS)からの音と合わせて使い、サビでは通常のキックペダルを踏むことで大きく音色のアクセントを付ける役割を担っているように聴こえます。

音に関してはキックの音を意識して聴くとノーマルの音と微妙な違いがあり、マイクが空気の振動を拾う音がトリガーからの音はやや弱いように感じます。「海にて、心は裸になりたがる」ではビートロック色の強い楽曲ということもあり、敢えて機械的なかっちりした音を選んだということがあるのかもしれません。

そして「here comes my love」では前編冒頭のシフクツアーバスドラ鳴ってない問題の検証のきっかけになったちるこばさんの心の叫びにあるように、キックの音をパッドから出すような使い方をしているため音色を合わせる目的でフットトリガーを使って音を出していたのだと推測しています。

なんとこちらのフットペダルトリガーRoland KT-10はこのツアーだけでなく以降も度々登場しており、現時点では「Dome Tour 2019 “Against All GRAVITY”」での「Starting Over」や、B’zとの共演で話題になった「B’z presents UNITE #01」での「Everything(It’s you)」でも使用されていることが確認出来ています。こちらの2曲はキックのダブルのフレーズが印象的ということもあり、ダブルをガツンと聴かせるために採用したのではないかな…と妄想に近い推測をしております。あれ、here comes my loveのダブルは…?というツッコミは是非飲み込んでください。これが人智を超えたJENさん岸さんの機材チョイスです。

ap bank fes ’21でも実際に使われてはいないもののセッティングされていたりするので、きっと今後も登場する機会があるのではないかと思います。なかなか音だけで聴き分けるのは難しい部分もあるかとは思いますが、上手いこと正面からのアングルを確認出来ればKT-10の疑似ビーターの動きが確認できる場合もあります。

 

是非皆さんも今後のライブでは『そのバスドラムは鳴っているのか?』という点にも注目してご覧いただくとより一層JENさんのドラム演奏への解像度が高まるかも知れません。それではまた!

BLOG
このエントリーをはてなブックマークに追加 Bookmark

コメントを残す

CAPTCHA


←前の記事「 」次の記事→

ページトップへ