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JENさん、ビンテージドラムの沼にハマる!? | ジェン通 | Mr.Children・鈴木"JEN"英哉 使用楽器・機材のデータベース。非公式ファンサイト。

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JENさん、ビンテージドラムの沼にハマる!?

今年に入ってジェン通のリニューアル作業をしながらJENさんの機材を再検証しているときにふと思ったことがあります。それは「なんか最近やたらビンテージの機材使ってないか…?」ということ。

その時は確か2台目のLM400とLM402(だと思っていたスネア)を調べていて、Super Ludwigという結論までは至らなかったものの、P-83ストレイナーが付いていたり、402の方はストレイナーのロゴがスクリプトタイプであったりで60年代の個体だろうと睨んだりすることに留まっていましたが、他にも調査を進めていくとどうやらブラックビューティーも70年代のオリジナルのものらしいことがわかりました。

そんな折、なにか機材にまつわるヒントや発言はないかと過去のFC会報・ツアーパンフ・薮田修身氏の写真集などをひっくり返して見ていた時に、2018年3月に発行された森田恭子氏の雑誌LackyLaccoonの別冊、”ラッキーラクーンの12の質問“の中で「(最近)スネアとドラムセットを買いました。これがめちゃくちゃいい音で。」という発言を発見。(※1)

会報78号のエレカシ30周年企画のレポートで402が、JENのコーナーでブラックオイスターのセットがそれぞれ初登場していることから時期的にもこれらを購入したことを指していると見て間違いないと確信。「リンゴ・スターがビートルズ時代に使ってたのと同じ世代のやつ。」という発言からもど真ん中のビンテージであることが裏付けされました。

さらにそのインタビューの中でJENさんは「そういうドラムおじさんがいて(中略)アメリカに探しに行って、俗に言うデッドストックで、その時代のままのやつで、新品同様なの。」と気になる人物の存在を語っておりました。あれ、そういえば最近似たような話どこかで見たぞ…?と、ピーンと来たのがオリジナルのブラックビューティーとは一体何ぞや!?と調べていた頃に辿り着いたこのブログ記事の主こと「ビンテージドラムの館」館長、伊藤氏でした。

そうと分かれば多感な時期をTOOLBOXのColumnページ(※2)を見て育ったTOOLBOXチルドレンのワタクシ、師の教えに倣い伝家の宝刀必殺問合せの刃を抜いてしまいました。すると大変ありがたいことに伊藤館長自らご連絡を頂き、「一般的なことしかお話し出来ませんが…」と前置きをされつつも、なかなかにマニアックなことまで貴重なお話を多数伺う事ができました!お話し頂いた内容を一部ホームページへ掲載することの許可も頂けましたので、ご紹介いたします。

・入手時期はすべてアルバム「重力と呼吸」のレコーディング期間中。作品に合わせたドラムの音を探すために伊藤氏に白羽の矢が立ったとのこと。
・伊藤氏自らOORONG STUDIO TOKYOに機材を多数持ち込み試奏。その音には「皆様に大変喜んで頂けた」ご様子。
・スネアやドラムセットだけでなくシンバル類も70年代のPaiste 602シリーズをハイハット含め一式購入。
・素晴らしい個体が多数あり余程音を気に入ったらしく、スネアは一度に複数台購入。当時購入して現在我々の目に触れているもの(※2)は以下のものと思われます。

Ludwig ’60s Super Classic Kit
Super Ludwig No.400
Super Ludwig No.402
LB417 Black Beauty #J2

またこれらに加えて、”Super Gene Krupa” Radio Kingも1940年代のド級のビンテージかつ状態もかなり良さそうであるため恐らくこの時に購入したのではないかと睨んでいるのですが、伊藤氏の記憶にはないとのことで確証は得られませんでした。これをきっかけにビンテージドラムの沼にハマったJENさんが個人的に購入したのかもしれません。

この他にもまだ我々の目に触れていないスネアもお持ちでいらっしゃるということをお話しされていたので、今後もJENさんの使用機材から目が離せません。(離すつもりもありませんが。)

JENさんに関すること以外にもスネアやシンバルなどの機材の他、ドラマーについても色々とお話を伺うことが出来たのですが、どれも楽しそうな口調でお話しされていたのがとても印象的で、心の底からドラムのことが好きなのだろうなということが伝わってきました。私のような得体の知れない人間の問合せにも大変丁寧にわかりやすくご対応・ご説明を頂きまして本当に感謝をしております。伊藤氏のブログを見ればお分かりかと思いますが、尋常じゃない程の名だたる名ドラマー達に慕われているのも、そのお人柄とドラム愛のなせることなのだろうと一人納得しておりました。

ちなみに、、、山木秀夫氏のインスタや会報89号に載っているスーパーセンシティブのブラックビューティーはJENさん自ら見つけて購入したらしいと風の噂で聞いたので、あながち沼にハマっているというのは間違いないのかもしれませんね。笑


(※1)2022年に刊行されたこれまた森田恭子氏の書籍”歌々の棲家 named Mr.Children“によると「ラッキーラクーンの取材は発行の約1ヶ月前」らしいので、2018年初頭のインタビュー時点では新しいドラムセットとスネアを既に手に入れてレコーディングも進んでいることが伺えるため、2017年後半ごろに手に入れたことが推測できます。

(※2)かつてTOOLBOXのメインコンテンツの一角を担っており、当時謎ばかりであったD-28やAsat Special、ブルーフラワーの謎にいち早く迫り楽器代理店などへの問合せの様子が生々しく綴られたルポ記事が読めたコーナー。D-28の謎以外の記事は現在消滅中?はやくサルベージしてください。笑

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