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すべてはフェイク?そのすべて真実? | ジェン通 | Mr.Children・鈴木"JEN"英哉 使用楽器・機材のデータベース。非公式ファンサイト。

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すべてはフェイク?そのすべて真実?

過去1度だけJENさんのドラムセットについて雑誌に特集が組まれたことがあるのを皆さんご存知でしょうか?当サイトでもいくつか画像引用元として紹介している「リズム&ドラム・マガジン 2001年3月号」です。公式通販でのバックナンバーは品切れのようです残念。

ドラマガ含め著名なバンドマンやミュージシャンの機材を紹介する雑誌が多数刊行されていますが、そういった媒体でMr.Childrenの機材、特にリズム隊の楽器について語られることは非常に稀です。私たちのような機材ウォッチャーは基本的には外見の目視で特定するしかないのですが、そんな中で取材に基づいて記事になった情報があるというのはJENさんの機材チョイスの傾向を探る上でも大変貴重な存在となっておりました。

が、しかし、そんな2001年のドラマガの記事には多数のツッコミどころがあることに皆様気づいておられましたでしょうか。このエントリでは20年以上の時を経てドラマガ鈴木英哉特集をおこがましくも厚かましく再検証していこうと思います。

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【ツッコミその1】 コパーを特注ブロンズと紹介

CP836

既にこちらの記事(CP836 コパー #J1)でも指摘していますが、JENさんの代名詞とも言えるコパースネアを「タマの特注ブロンズ」と表記しています。「コパーも銅といえば銅なのでブロンズと言えなくもない」と無理矢理解釈することも出来ますが、コパースネアと別の製品として歴としたブロンズスネアがあるのでやはり区別はするべきでしょうという気はします。ましてや専門誌ですし…。

ちなみにTAMA公式で過去閲覧できた2007年のHOMEツアーのセットアップレポートでも「1990年初頭に発売されていたコパーのスネアドラムです。」と明記されており、特注ですらありません。


ありがとうInternet Archive

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【ツッコミその2】 色々とサイズが違う
白のStarclassicスネアのサイズが5インチと書いてあるけど流石にそれより大きいのではないか?ということはこちらの記事(Starclassic #J2)で指摘していましたが、サイズが違っていたのはスネアだけではなく、タムタムとバスドラのサイズも違うのではないかと考えています。

RDmag_setup

ドラマガには「12″×9″ TT」「24″×16″ BD」と記載されていますが、これまたTAMA公式のQツアーのセットアップレポートでは「9″x13″ Tom Tom (SMT1309)」「16″x22″ Bass Drum (特注アクリルシェル)」とタムはご丁寧に型番まで添えて掲載されています。


ありがとうInternet Archive

旧TOOLBOXからジェン通へページを移行する際に改めて情報が正しいのかの確認はしていたのですが、1タムのStarclassicセットについてはドラマガをソースとして信用していたためジェン通でも誤った情報を掲載してしまっておりました。

確かに2015年のセンターステージで使われたアクリルStarclassicを見るとバスドラが24インチということはまずないですし、タムも見た目のサイズ感とJENさんの使い方からすると1タムで使うなら13インチであろうと納得しました。(改めて考えると12″×9″のタムってあまり聞かないサイズな気もします)

ということで以下の機材紹介ページのバスドラム・タムタムのサイズ情報を訂正しております。
Starclassic MAIN SET #J1
Starclassic MAIN SET #J3
Starclassic MAIN SET #J4
Starclassic SUB SET #J2

Twitterでは「バスドラがサイズ違いで2種類ある?」説が指摘されていましたが、少なくともバスドラは同じ特注アクリルシェルを継続して使っており、ドラマガの情報が誤っていた説が濃厚と考えますので、22インチのものしか存在しないと判断しております。

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【ツッコミその3】 鈴木

「ドラマガは”鈴木哉”さんのドラムセットを紹介していたのだから記事の内容を誤りと判断するのは早計なんだよ!!」
「な、なんだってー!!!!!」

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きっと答えは一つじゃない?お後がよろしいようで。

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