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バスドラムは鳴っているか【前編】 | ジェン通 | Mr.Children・鈴木"JEN"英哉 使用楽器・機材のデータベース。非公式ファンサイト。

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バスドラムは鳴っているか【前編】

去る2019年秋のこと、JEN機材ウォッチャー界に静かに衝撃が走りました。きっかけはTwitterでの「”here comes my love”のパッドの使い方が人智を超えている!」というちるこばさん(@chillkova)の心の叫びに対するばやっしさん(@yQ9CoJEeO1xJwFZ)によるこの返信ツイート。

…え、シフクノオトのバスドラムって電子ドラムだったの!?さらにリプライでは衝撃の補足情報が。
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そしてこの界隈のざわつきから2年以上遅れ、私もこの度のリニューアルに向けた機材確認の一環でようやく映像で確認してみました。すると、なんとキックベダルが逆向きにセッティングされているではありませんか!
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こ、これってつまり踵で踏んでいるってことですよね。確かにJENさんのペダルの踏み方はヒールアップのスタイルとは言え、横浜国際総合競技場公演だけ(ツアー全体を通してだとしても)踵でペダルを踏むというのは大きなプレイアビリティの変化だと思うのですが踏みづらくはなかったのでしょうか。。。

しかし、サウンド&レコーディングマガジン2004年11月号に掲載された横浜国際公演の機材レポートによると、「キックにBEYERDYNAMIC M88とAUDIO-TECHNICA ATM25」と記載されています。んんん?サンレコさん、マイクはおろかサウンドホールすら確認できませんけどその情報本当に合ってますか…?笑
考えられるとしたら横浜国際公演以外では通常のキックペダルを使いつつサンレコで紹介されていたマイクで音を拾っておりその情報がサンレコ取材班に伝わった、、、?などと考えてPADDLEに挿入されている大阪公演と思われる映像を確認すると、ありましたバスドラヘッド中央に集音用のサウンドホール!
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PADDLE_2004Osaka

初めての7万人規模の野外ライブということで試行錯誤の結果だったのでしょうか。兎にも角にも、ツアー途中までは通常のキックペダルでバスドラムから音を出していたのに突如としてそもそものシステム(しかも奏法まで)変えてしまうとはやはり「JENさんの機材の使い方は人智を超えている」といったところですね。

しかしそんな謎多きシフクツアーから14年の時を経て、またしてもエレドラ用ペダルが復活する時が来るとは誰が想像していたでしょうか…!後編へ続く。

※現在の日産スタジアムの日産によるネーミングライツ取得前の名称。

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