Super Ludwig No.402
基本情報
Maker:Ludwig
Finish:Chrome
サイズ:14″×6.5″
(画像出典:rochesterdrumtrade.com)
iPad上の表記は「Ludwig 6.5」。
ストレイナーがP-83かつキーストーンエンブレムの位置がスープラフォニックのものよりやや下に位置しているため60年代最初期のスーパーラディックと推定。インナーミュートのスイッチはベースボールバットタイプ。
【Super Ludwigって…?】
50年代末期から60年代最初期の金属スネアの製品名。現在まで続く名機Supraphonicシリーズはラディアロイと呼ばれるアルミを含む合金のシェルを使用しているのに対してSuper Ludwigはフルブラスのシェル(のものが多いこと)が特徴。社名としてもWFLからLudwigの過渡期であり製品の仕様面でもミュートスイッチ他色々な仕様のものが存在する年代らしいです。
6.5インチの深胴のものに限りますが、キーストーンバッジの位置でSupraphonicと見分ける事ができます。写真①がJENさんの使用しているもので、写真②が60年代前半のSupraphonic LM402。Super Ludwigの方が少し位置が下に付いているのがわかると思います。
また、Super Ludwigのインペリアルラグはヘヴィタイプと呼ばれるスプリング部が短く重量が重いラグが付いている個体がほとんどですが、JENさんが所有している個体はその後のSupraphonicでも使用されているノーマル仕様のインペリアルラグが付いているという非常に珍しい個体のようです。(このページで引用している画像の個体も同じ仕様)