Super Ludwig No.400
基本情報
Maker:Ludwig
Finish:Chrome
サイズ:14″×5″
(画像出典:malls-365.xyz)
iPad上の表記は「Ludwig 5」。
ストレイナーがP-83、更にバットのロゴが50年代の名残のWFLロゴにも見えるため60年代最初期のスーパーラディックと思われます。インナーミュートのスイッチはダイヤルタイプ。
【Super Ludwigって…?】
50年代末期から60年代最初期の金属スネアの製品名。現在まで続く名機Supraphonicシリーズはラディアロイと呼ばれるアルミを含む合金のシェルを使用しているのに対してSuper Ludwigはフルブラスのシェル(のものが多いこと)が特徴。社名としてもWFLからLudwigの過渡期であり製品の仕様面でもミュートスイッチ他色々な仕様のものが存在する年代らしいです。
JENさんの個体は「60年代」のSuper Ludwigと思われます。理由は①の写真のようにバットエンド部のロゴが「W.F.L.」のロゴに見えること、また②の写真のようにインナーミュートのスイッチがエンブレムとバットの間に付いているからです。
Ludwig社に社名が変わる前のWFL製の50年代のスネアではこのスイッチがバットの更に左についていることから、50年代の名残を残した60年代最初期のスネアなのではないかと推定できるのです。(参考サイト:ビンテージドラムの館)